高森先生の公開講演会　「みんなでやろう　家族SST　第66回」

参加者24名（うち会員12名）

　精神障がいの当事者や家族に寄り添い、全国を駆け回りSSTを伝えている高森先生は、去る7月5日に功労者として一般社団法人SST普及協会の30周年記念事業本大会に招待されたため、当会の7月のSSTは見送りました。今回は、久しぶりの公開講演会で、初参加の方が多かったのを考慮されてか、SSTポイントの「半復確認」に焦点をあてたお話が展開されました。

　精神疾患に対する社会変化の歴史的振り返りから、精神医学の専門家である赤星進先生、増野肇先生、宮内勝先生の視点での説を紹介され、認知行動療法の内容、当事者の思いや、家族が当事者に与えるストレスについて、具体的にわかりやすくお話しいただきました。

　終盤には、反副確認以外のSSTのポイント「お願い上手」「さわやかにお断り」の２つのプロセスにも言及され、会場から寄せられたお困りごと相談3件に、それぞれ助言をいただきました。

（F．M）